内反小趾の原因と対処

外反母趾以外の足裏の病気

内反小趾(ないはんしょうし)とは、小指の腹が親指側にむき、小指全体が親指の方向に曲がってしまう症状です。
歩いている際に、足の小指と靴との間で起こる摩擦や圧迫による靴ずれのような痛みが生じます。
曲がり具合によって重症度が分かれており、一般的には10度以上曲がっていた時に内反小趾と診断され、20度以上だと中等度、30度以上で重度と診断されます。
外反母趾を患っている人は内反小趾も併発してしまう場合が多いようです。

内反小趾の原因

外販母趾は親指の症状、内反小趾は小指の症状ですが、基本的にはどちらも同じ原因で起こるとされています。
靴や普段の歩き方など足への様々な負荷、あるいは運動不足や加齢による筋力低下などによって、かかと周りの骨格やアーチが崩れてしまうことで、骨格のバランスが不安定になり、足先に影響が出てきてしまいます。
結果として負荷がかかりやすい小指側の横中足靭帯が伸びてしまい、付け根が開き小指側に曲がってしまうことで症状が現れます。
第5中足骨頭と呼ばれる足指の骨が大きかったり、幅広かったり、曲がっていたりすることで罹りやすい人もいるようです。

内反小趾への対処

内反小趾の症状がひどくなると、土踏まずが低くなり、骨全体が崩れ、足の甲から先まで広がります。偏平足や開張足を引き起こす原因にもなり得ます。
症状がひどいようであれば、整体院などの専門医に診てもらうことをお勧めします。
自力で治したい方は、当サイトにある情報を活用してみてください。
基本的には外反母趾と同様の原因ですから、
①痛みをとり、矯正
②足に合った靴を履く
③歩き方を改善する
というステップで、根気よく改善への努力をしてみましょう。
きちんと自分自身と向きあい、しっかりと対処をしていくことで改善していくことができます。

タイトルとURLをコピーしました