外反母趾の原因と、症状が出るまでの経過について

外反母趾 外反母趾の基礎知識

外反母趾の原因

足のアーチ構造

外反母趾の原因は、日常の生活習慣において長期間正しい歩き方が行なわれず、足に歪んだ負担が掛かり続けることによります。

具体的には、肥満などによる過剰な体重の負荷や、足の筋力の低下によって、足の負担を予防するためのアーチ構造が崩れてしまったり、ハイヒールなどの足先の細い靴を履くことで足先に過剰な力が加わり続けることで、外反母趾の症状となっていきます。

外反母趾になってしまう一般的な流れは、以下の通りです。

外反母趾の症状が出るまでの一般的な経過

・肥満による体重の負荷
・足の筋力の低下
・ハイヒールや、足に合わない靴を履いている
・特異な足指の形      ・・等々

足指の筋肉をほとんど使わなくなるなど、歩き方に歪みが生じ、それが習慣化してしまい、その状態が長期間継続する。

足の機能のバランスが崩れ、部分的な足の靭帯や筋肉が緩んできたり、弱ってくる。そしてかかとが内側に傾いたり、アーチ構造が崩れたり、足首が内側にねじれてきて、足の親指の付け根部分などに負担が掛かってくる。

足の親指の付け根が変形し、「く」の字に曲がってしまう。
外反母趾の状態

外反母趾とハイヒールについて

ハイヒールと外反母趾

外反母趾はハイヒールなど足に負担のかかる形状の靴を頻繁に履くことによってなりやすいと考えられています。
ヒールのある靴を履くと、靴の中ではつま先立った足の形になるため、指の付け根に体重がかかってしまいます。
それによって、歩く際に足の指をあまり使わなくなってしまいます。

足の指の付け根(特に足の人差し指や中指の付け根)にタコができているのは、足の指を使っていない証拠です。
時間が経つと、外反母趾になってしまいます。

しかしながら、実は普段からスニーカーなど比較的負担のかかりにくい靴を履いている方でも外反母趾に悩む人もいます。
靴は原因の一つに過ぎず、ハイヒールを履いていなくても、外反母趾になることはあるのです。

さらには、靴を履かずに過ごしているような未開拓地で暮らす種族の方の中にも外反母趾の人が見られた、という調査結果もあります。
このことから外反母趾になるのは靴だけが原因ではないとも言えます。

自分の足に適した足指環境と正しい歩き方など、日頃の生活習慣で、足指の筋肉の使い方のバランスが崩れるようなことがないように生活することが大切です。

2. 足に合う靴を用意

外反母趾に対処するために、自分の足にぴったり合った靴などの履きものを用意することです。

3. 歩き方を改善

外反母趾に対応するための最後のステップは、症状がひどくならないために歩き方を改善していくことです。

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