アーチ部分の改善で外反母趾も偏平足も予防

3. 歩き方を改善

外反母趾の症状と並んで併発しやすい症状の一つに偏平足が挙げられます。
外反母趾と偏平足が併発してしまっている症状のことを、『外反偏平足』と呼ばれています。
成人女性に多く、ほったらかし状態が長引き、変形がひどくなってしまうと、歩くことも苦痛になり、手術を検討せざるを得ないほどになってしまいます。
外反母趾も偏平足も、原因は足裏のアーチ構造が正常な状態から崩れてしまっていることにあります。
歩行時にかかる大きな力をクッションとして受け止める役割がきちんと働かないために、足指に無理な力がかかってしまって支障が生じたり、その他の全身のバランスに悪影響を及ぼしてしまうのです。
足指だけの対症療法では、根本的に外反母趾を治すことはできません。
どうしても時間はある程度かかってしまいますが、インソールやサポーター等でのリハビリが有効な対処方法になります。
タオルつかみ運動等の足裏の運動も取り入れつつ、根本的な外反母趾治療に向けてのリハビリをお勧めします。

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